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2023/04/14 14:04

シャトージュンの看板ワイン「甲州」ヴィンテージ。
現在販売各所にて、「甲州2021」から、「甲州2022」にヴィンテージが切り替わり中。
オンラインショップでは、「甲州2021」と、「甲州2022」を同時に飲み比べたい、シャトージュン甲州ラバーの方のために期間限定でどちらも展開中です!今回は、味わいの違いを徹底公開いたします。

「ヴィンテージの違いというより、熟成期間がワインに与える影響が味わいに違いをもたらしていると思います。
蔵の仕事について少しお話しいたします。
葡萄は秋に収穫され、早いものでは1ヶ月、通常は約半年かけてワインになります。
木樽に熟成しないものは順次瓶詰めして保管するのですが、甲州は生産量が最も多いワインなので、一度に瓶詰め作業はできません。
そのため、時期をずらして複数回に分けて瓶詰めをおこなっています。
すると、同じヴィンテージでも、タンクの中に長く存在しているワインと早く瓶詰めされるワインが出てきます。その差は半年以上になります。
終盤に瓶詰めしたワインは、澱(活動を終えた酵母)との接触が長くなり、酸味が柔らかく旨味が強くなります。それに対して、出来立てのワインは、華やかな香りが優先的ではつらつとした酸味と合わさり、まさにフレッシュ&フルーティなワインとなります。
今、「甲州2021」は熟成がすすみ、さらに味わいが深くなっており、一方で「甲州2022」は、タンクから汲みたての味わいを楽しむことが出来る訳です。」(醸造:仁林)

いかがでしょうか?どちらの味わいもそれぞれ良さがでています!
好みの味わいや、お飲みいただくシーンに合わせて、甲州を選んでみてください。

気になるペアリングは、
「豚肉や鶏肉のお食事には「2021」を、山菜や春野菜、お魚には「2022」を合わせてみると、より美味しさが伝わるのではないでしょうか。」(仁林)

この切り替わりの時期だからこそできる飲み比べもおすすめです!是非お試しください。